乙女はお姉さまに恋してる 第10話 「二人のジュリエット」感想

アバトーンの理想郷さんのキャプ付き感想
説明くさすぎないのがよいわ。

貴子の心情

前回のヒキはー?
結局まりやがどう対応したのかは
わからないままですか。
あるいは生徒総会の時の授業中の会話のように
次回以降で明かすような演出なのか。


貴子のデレっぷりはよいのですが、
「相手が女性」という事に対する葛藤が
全く描かれないのはもったいないし、
ちょっと薄っぺらくみえてしまうなあ。

まりやの戸惑い

ややカラ元気っぽくもそれなりに立ち直ってたまりやですが、
自分の感情が制御できず…という展開。
自分からキスをねだるようなことを
しておきながら自爆したりとか、
奏の劇のセリフに自分を重ねたりとか、
描写の流れ自体はよかったと思います。


でも、これだけ引っ張っといて最後が
「わたしは、みずほちゃんのことが好き…なの?
だったのにはちょっとコケました。
2話使ったことでも既に引っ張り過ぎ感が
強いんですが、まだ引っ張るつもりなのか。。


まりやにはスパッと立ち直って
貴子の背中を押す役に回ってほしいのですがねえ。

食堂

原作ではたしか全生徒が座れるくらい広い、
という話だった気がしますが。
ここらへんはまあ話の都合にあわせましたか。

アクシデント

うまく破れるもんだな(笑)。


君枝がベッドをみつめるカットがありましたが、
『犯人』は判明するんでしょうか?

DVDのCM

ようやく宣伝開始ですか。


特典とかの表示が速すぎて
ビデオで見返さないと
何か全くわからなかった(笑)。

その他

んー、ちょっと不満点の多い回でした。
今回はまあ最後に盛り上げる前の
落とす回だったんでしょうが…。
あと2回…アニメ誌で見た情報だけで考えても
かなりいろいろ詰め込まれて時間足りなそう
なんですが…。


ここにきて瑞穂の心情がほとんど描かれないまま
まりやの心情ばかりが表現されるのは
ちょっと不自然なような。
というか、水着着せたりとかはしてるんですが
内面描写が少なすぎて(orzとかも含む)
アニメは『瑞穂萌え』分が不足気味、な感じ。


どうもこのアニメのスタッフは同じ演出を
重ねることが好きで、そのわりに上手くない、
という印象。
6話でも貴子が瑞穂の言葉にハッとするのを
2回続けたりとかしてましたし、
前回今回と紫苑が貴子が瑞穂のことを好きなのかもと
言ってましたが、どうもいまひとつ効果的じゃない気が、。
まりやが落ち込むのも前回から続いてですが、
これもなあ……。
同じ展開をメリハリつけて引き伸ばすのが
苦手なタイプなのかなー。


まあ、なんだかんだ言ってもかなり高い域で
面白いんですが。
三角関係として盛り上がる話じゃないと思うので、
まりやが立ち直る展開をサラッとうまくやってほしいですね。