乙女はお姉さまに恋してる第9話「まりやの気持ち」感想

ルル色模様さんのキャプ感想。
ツッコミどころもなかなか的確で楽しいです。

ノローグ

原作では奏や一子とかもやってた、
各話タイトル前のモノローグ、
ここでまりやのだけ持ってきますかよ。
(まあ奏ちゃんのはアニメの展開では
 使えなかったでしょうが)


序盤から出番が増やされてたまりやを
クローズアップすることで
終盤のキーキャラクターに仕立てる、
という事かな?

揺れるまりや

原作で生徒総会の直後だった貴子のセリフを
序盤にもってきたことで徐々にまりやの心が
翳っていくのがうまく表現されてたかと。


落ち込みつつもクラスの仕事は
しっかりやってたという描写も
まりやらしくてよかったですな。


2話で瑞穂がまりやの後ろに隠れたシーンも、
ナルホド、こう使うためだったのか。

貴子さん・・・

ギアが上がってまいりました(笑)。
ちょっとわかりやすすぎではないか
(もうちょっと外面を取り繕うべきではないか)
とも思いますが、まあ原作もこんなんだったか。
「お姉さまの引き立て役に…」云々のセリフは
バランス的にあった方がよかったと思うけど、
今回もあきらかに時間ない進行だからなあ…。


しかしここで倒れるのを持ってくるという事は
少なくとも告白後のデレデレ状態の話は
あまりやらないとみていいのかな?
まあアニメだとそういうとこは冗長に感じますし、
そもそも入れる時間ないかな。

ヒキ

原作2話を4話から6話に分けた時も
原則的には一話完結的にまとめてたんですが、
ここにきて明確なヒキを使ってきましたね。
文化祭を一気にアニメ最大の山場に
仕立て上げるのでしょうか?


今回基本的にはデレデレな貴子のイメージを
引き締めるという意味でも、
あるいはギャップの演出としても
なかなか効果的。
…なんだけど、原作の展開を考えると
ここからこの二人はわりと地味展開だった気が…。
君枝さん、近くで立ち聞きしてるのかね?

アイキャッチ

毎回楽しみなアイキャッチ
瑞穂の木役を絡めたオチだけでも笑えますが、
奏が前半でイノセントガーデンの台本を
持ってるのを見れば原作ファンなら
思わずニヤリとしてしまうところ。*1


ちなみに、PS2版では何故かタイトルが
「イノセント・シャングリラ」に変更されていました。
なにゆえ?

その他

まりやの鬱話が中心だった割には
貴子さんの魅力爆発というか暴発で
かなり楽しかったですな。


今回も色気描写は少なかったですね。
個人的には別にいいけどどうなんだろ?
序盤にとばし過ぎたのでは。


それにしても原作のエピソードを
かなり忠実に消化してるなあと。
ほとんどオリジナル展開のはぴねす!
比べるからそう感じるのかな?


次回の「二人のジュリエット」は
原作では『奏と貴子』の事とも
『瑞穂と貴子』の事とも言われてましたが、
予告からするとアニメでは『まりやと貴子』に
被せた意味を持たせるような展開になるのかな?


にしても、紫苑さまは本気でこのまま
目立たない脇役で終わってしまうのか、、、。

*1:イノセントガーデンでの奏ちゃんの役は「女の子になった桜の木」